たし算とひき算 その2(「きょうだい」と「ともだち」)

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そろばんでは、たし算、ひき算をする時に5の補数と10の補数を使います。
生徒たちには、分かりやすくする為に「きょうだい」と「ともだち」と言う言葉を使って説明します。

【5の補数】
・きょうだいは5の補数です。

1の補数は4
2の補数は3
3の補数は2
4の補数は1

生徒には「1のきょうだいは何かな?」というように質問し、スラスラと答えられるまで覚えてもらいます。

2+3を計算するときは、
①5を足して、
②3の補数(きょうだい)の2を引きます。
☆そろばんには「5」が残るので、答えは5です。

5-3を計算するときは、
①3の補数(きょうだい)の2を足して、
②5を引きます。
☆そろばんには「2」が残るので、答えは2です。

【10の補数】
・ともだちは10の補数です。

1の補数は9
2の補数は8
3の補数は7
4の補数は6
5の補数は5
6の補数は4
7の補数は3
8の補数は2
9の補数は1

1+9を計算するときは、
①9の補数(ともだち)の1を引いて、
②10を足します。
☆そろばんには「10」が残るので、答えは10です。

10-9を計算するときは、
①10を引いて、
①9の補数(ともだち)の1を足します。
☆そろばんには「1」が残るので、答えは1です。

10の位でも、100の位でも基本的なルールは同じです。
玉の動かし方を覚えれば、どんなに大きな桁数でも解けてしまいます(^^)