わり算 その1 (わる数が1桁のわり算)

わり算の計算方法を紹介します。
今回はわる数が1桁のわり算を紹介します

≪ 最初に覚えること ≫
☆答えを入れるのは左手
☆ひき算をするのは右手
☆答えは九九の真ん中の数字
※3×5=15(さんごじゅうご)なら「5」が答え

〈問題〉168 ÷ 3 =


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・168をそろばんに入れます。


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・左手の人差し指をそろばんの一番左の数の下において、「1」に注目します。
・注目した1から3(わる数)が引けるか、引けないかを判断します。
・3-1は「引けない」


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・「引けない」ときは、左手の人差し指を桁右に移動させ、「16」に注目します。
・16-3は、「引ける」


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・左手の人差し指を「ひ・け・る」と言いながら、左に1桁ずつ移動させます。
(一つ目は元の場所を押さえるので、左に2桁移動することになります。)


・3の段(わる数)で16ぴったりか、少し小さい数を探します。
 3×5=15(さんごじゅうご)が一番近い。
 答えは九九の真ん中なので「5」

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・左手で「5」を入れます。(立商)


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・右手でそろばんの16から15(←3×5)を引きます。

~そろばんの上を見て、残ってる18÷3を計算します~
⑦ 
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・左手の人差し指をそろばんの一番左の数の下において、「1」に注目します。
・注目した1から3(わる数)が引けるか、引けないかを判断します。
・1-3は「引けない」


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・「引けない」ときは、左手の人差し指を桁右に移動させ、「18」に注目する。
・18-3は、「引ける」


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・左手の人差し指を「ひ・け・る」と言いながら、左に1桁ずつ移動させます。


・3の段(わる数)で18ぴったりか少し小さい数を探します。
 3×6=18(さぶろくじゅうはち)がぴったり。
 答えは九九の真ん中なので「6」

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・左手で「6」を入れます。(立商)


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・右手でそろばんの18から18(←3×6)を引きます。

⑫そろばんの上の56が答え(商)になります。
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※上級になると答えを立てる位置が自然と分かるようになるので「ひ・け・る」は省略されます。
※当学院では少しでも時間が短縮が出来るように、左手の使用を心掛けています。

同じ問題を生徒が解いているいる動画です。よろしければご覧下さい(^▽^)/
【授業風景 わり算 入門編】