かけ算 その1 (かける数が1桁のかけ算)

今回から、かけ算の計算方法を紹介します。

そろばんでは100の位、10の位、1の位を分解して計算します。

321×5= だと、

300×5
20×5
1×5

という形に分解します。

《最初に覚えること》
☆左手の人さし指は10の位の目印です。
指を置いた隣りの位置が10の位になります。

321×5= を例に説明します。

①最初にかけ算をするのは300×5です。

100の位に左手の人さし指をおきます。
その隣りに3×5=15(さんごじゅうご)の15を足します。

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(指を置いた隣りに15を足します)

②次にかけ算をするのは20×5です。

左手の人さし指を10の位に移動させます。
その隣りに2×5=10(にごじゅう)の10を足します。

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(指を置いた隣りに10を足します)

③最後にかけ算をするのは1×5です。

左手の人さし指を1の位に移動させます。
1×5=5(いんごがご)の5を足すのですが、5は10の位には何もないので、移動させた左手の人さし指の隣りの隣りに5を足します。

《補足》
九九は答えが1桁になる時に「が」が付きます。
かけ算をする時は「が」が付いたら、ひとつ飛ばしてたし算と覚えます。

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(「が」付いたら、指を置いた隣りの隣りに5を足します)

☆そろばんの上には1605と入っているので、答えは1,605円になります。

かける数が1桁の場合、九九とたし算ができれば、意外と簡単に計算出来ます٩(ˊᗜˋ*)و✧*。

大きな桁数のかけ算もそろばんの桁が足りなくなるまで計算できます。
(一般的に使うそろばんの桁数は23桁ですので、指を置く位置を工夫すれば、100垓(がい)の位まで計算出来ることになります

お家にそろばんがありましたら、一度お試し下さい

次回は2桁×2桁のかけ算を紹介します(^^)